三力製作所では、お客様に粉砕機を納品する際、出荷前に「20時間の連続試運転」を実施しています。
なぜ、これほどの時間をかけて動かすのか、その理由を解説します。
1. 安定稼働を保証するための最終チェック
カタログスペック通りの性能が出ることはもちろん、実稼働における安定性を厳格に確認します。
• 初期なじみの確認: 軸受(ベアリング)やベルト、各摺動部が正しくなじんでいるかをチェックします。
• 温度上昇の監視: 連続運転による異常な発熱がないかを徹底的に確認します。
• ボルト・締結部の緩み: 振動による緩みが発生しないか、長時間稼働後のトルクチェックを行います。
2. お客様の現場で即戦力となるために
納品したその日から安心してご使用いただくために、工場内での「慣らし運転」を代行する形をとっています。
• 初期不良の徹底排除: 20時間動かし続けることで、短時間のテストでは見えにくい微細な不具合も逃さず解消します。
• 現場でのトラブル防止: 出荷前の厳しい検査をパスした機械だけが、お客様の工場へと運ばれます。
3. メンテナンスと長寿命化への貢献
試運転は単なる「動作確認」だけではありません。初期段階で20時間しっかり回すことで、機械の**「健康診断」**を行っているのです。
• 異音・振動の微細な変化を察知: 長時間動かすことで初めて現れる、わずかな異音や不自然な振動を見逃しません。
• 長期的なコスト削減: 納品後に不具合が発生するリスクを最小限に抑えることで、お客様の修理コストや稼働停止による損失を防ぎます。
「長く、大切に使っていただきたい」という職人の想いが、この20時間に込められています。
まとめ
三力製作所が「20時間の連続試運転」にこだわるのは、数値上のスペックだけでなく、**お客様の現場で動き続ける「本物の品質」**をお届けしたいと考えているからです。
「手元に届いたその瞬間から、最高のパフォーマンスを発揮すること」
私たちはこれからも、一切の妥協を許さない出荷前検査を通じて、お客様の生産活動を足元から支えてまいります。
粉砕機・破砕機に関するご相談や、カスタマイズのご要望がございましたら、ぜひお気軽に三力製作所までお問い合わせください。